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歴史小説初心者におすすめの作品4選~時代やテーマ別に紹介~

原稿用紙と鉛筆と消しゴム

歴史・時代小説の初心者でも、マンガの様に読みやすくて面白い本

読みやすい小説

歴史小説は、過去の出来事や人物を題材にした小説のジャンルです。

歴史小説は、歴史に興味がある人だけでなく、物語や人間ドラマに魅力を感じる人にもおすすめです。

この記事では、歴史小説初心者におすすめの作品4選を紹介します。

時代やテーマ別に分類していますので、自分の好みや興味に合った作品を見つけてください。

おすすめ傑作歴史時代小説4選

歴史時代小説侍
  1. 「燃えよ剣」  司馬 遼太郎 (著)
  2. 「鬼平犯科帳」 池波 正太郎 (著)
  3. 「壬生義士伝」 浅田次郎(著) 
  4. 「一夢庵風流記」隆 慶一郎 (著)

以上4選全てが映画、ドラマ、舞台、漫画等の原作に成った名作です。

全てが素晴らしい読む人が引き込まれるストーリーで、歴史、時代小説初心者の方でも気持ちよく読み進められる傑作です。

私も全て読破してますので、自信を持っておすすめできる作品達です。

どれから読み始めても楽しく読めるので、気に成った作品から手に取ってみて下さい。

他にもおすすめの歴史小説は多数ありますが、初心者の方にも楽しく読んでもらえる4冊を厳選いたしました。

これから一冊ずつ紹介いたしますので、じっくりと選んで、気に成ったものから読んでください。

先ずは直感で選んでみるのもおすすめですが、読んで面白ければ、ぜひ次も手に取ってください。

きっと歴史時代小説の楽しさに気付けると思います。

1・明治維新の歴史小説編「燃えよ剣」 司馬遼太郎 著

内容紹介

男なら、時代の先頭に立て!

最強の人間集団を作った土方歳三(ひじかたとしぞう)の智謀。

司馬遼太郎文学の代表作です。

幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでにかたくな生涯を描きます。

武州石田村の百姓の子“バラガキ(悪ガキ)のトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、

浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげる。

その新選組が、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。

“幕末もの”の頂点をなす長編。

レビュー

歴史小説、時代小説で数々の名作を世に送り出している司馬遼太郎の傑作です。

「燃えよ剣」 は新たに原田眞人監督&岡田准一主演で映画化され、人気、知名度ともに抜群です。

幕末に実在した新選組鬼の副長「土方歳三」を主役とした本作は

戦闘の臨場感もすばらしく手に汗握る展開で一気に読み進めてしまいました。

組織における冷血漢なクールさと、実は恋には繊細な鬼の副長土方歳三。

何よりも土方歳三と言う漢に惚れてしまう作品です。

私みたいに読み終わる前に熱くなって、刀が振りたくなる可能性がありますのでご注意ください。

テンポよく一気に読み進められる大変面白い作品ですので、歴史時代小説初心者の方にもおすすめです。

分かりやすく色々な幕末という時代の主義、主張がでてきますので、幕末のことを理解して、色々な小説を読む最初の本としてもおすすめです。

土方歳三に萌えちゃっても責任はとりません。

2・江戸時代の歴史小説編「鬼平犯科帳」 池波正太郎 著

内容紹介

斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。

盗賊からは“鬼の平蔵”“鬼平”と恐れられている。

しかし、その素顔は義理も人情もユーモアも心得た、懐の深い人間である。

新感覚の時代小説の世界を拓き、不動の人気を誇る「鬼平犯科帳」シリーズ第一巻は、同心・小野十蔵の物語から始まる。

レビュー

数々の名作と呼ばれる歴史時代小説を世に送り出している池波正太郎の傑作です。

個人的にも池波正太郎先生の作品は大好きですし、この鬼平犯科帳シリーズは愛読しております。

言わずと知れた名作で在り、時代劇、映画、アニメ、漫画と様々なジャンルに展開されていて、作品名をきいた事がある方も多いと思います。

この作品は盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと江戸幕府・火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主役として展開する物語です。

この作品は多数の巻数のあるシリーズですが、一つ一つが完結する短編の様な作りで、どこからでも読めます。

そして、鬼平はもちろん、登場人物が盗賊も含めてすべてに人間らしさがあり、引き込まれてしまいます。

江戸の文化や食事にふれる描写も臨場感があり、楽しみ方がたくさんある名作です。

ただの勧善懲悪の物語ではなく、思わず感情が入ってしまう場面ばかりです。

管理人も自信を持っておすすめする歴史時代小説です。

鬼の平蔵に憧れて、オジサマ大好き趣味になっても責任はとりません。

3・明治維新の歴史小説編2「壬生義士伝」 浅田 次郎 (著)

内容紹介

日本人の「義」とは何か。

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に満身創痍の侍がたどり着いた。

貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。

“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。

「死にたぐねえから人を斬るのす」

新選組で、ただひとり庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯を描く、浅田次郎版「新選組」。

初の時代小説にして、浅田文学の金字塔。

2000年に第13回柴田錬三郎賞受賞。

レビュー

多数の作品を世に出し、「地下鉄に乗って」「鉄道員」等、時代小説から現代小説まで数々の名作を生みだしている浅田次郎著作の名作です。

数々の賞を受賞している浅田次郎氏ですが、2000年に『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞も受賞しております。

テレビドラマや映画化、舞台化もされた人気作品です。

新選組内において沖田総司、斎藤一の様な、誰もが聞いた事のある隊士では無いかも知れませんが、武士道とは何か、義とは何かを考えさせられる人間ドラマのような作品です。

映画の様な感動を得られる名作ですので、ハンカチを用意して読んで下さい。

4・戦国時代の歴史小説編「一夢庵風流記」 隆慶一郎 著

内容紹介

死ぬも生きるも運まかせ。

たった一騎で戦場に斬り込み、朱柄の槍を振り回す。

戦国時代末期、無類のいくさ人として、また、茶の湯を好む風流人として、何よりもまた「天下のかぶき者」として知られた男、前田慶次郎

乱世を風に舞う花びらのように、美しく自由に生きたその一生を描く。

第2回柴田錬三郎賞受賞の話題作。

レビュー

痛快な生き様を描く、管理人も大好きな作家である隆慶一郎著作の傑作です。

一度は名前を聞いたことがある方も多い、週刊少年ジャンプの人気漫画「花の慶次 -雲のかなたに」の原作と成った小説です。

前田慶次という人物を有名にしたのは、この「一夢庵風流記」だと言っても過言ではありません。

管理人も漫画を先に読んでから、「一夢庵風流記」 を読みましたが、漫画とは違う部分もたくさんあります。

漫画とは違った面白さがあり、一気に読み終えてしまいました。

まさに、マンガの様に読める歴史時代小説と言える作品で、初心者にもおすすめです。

前田慶次に憧れすぎて、傾奇者にならないように注意してください。

まとめ・歴史時代小説の世界への扉

管理人おすすめの歴史時代小説4選をご紹介しました。

これで歴史時代小説の扉は開けました

どれを選んでもあなたを歴史の世界へ連れて行ってくれます

あとは選ぶだけです。

あなたはどれを選びますか?

どれを選んだか、そして感想なども管理人にコメント頂けると幸せです。

また、あなたの知っている歴史時代小説も教えてください。

このブログへのコメントやTwitterへのコメントを楽しみにお待ちしてます。

それでは楽しい歴史時代小説の世界へいってらっしゃい。

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